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ダダ宣言 トリスタン・ツァラ 小海永二

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ダダ宣言 
トリスタン・ツァラ

小海永二
鈴村和成 訳
竹内書店

函にシミ・ヤケ・スレ汚れあり。
角スレなどやや傷み。
本体、見返し部分に糊の跡あり。(4ヵ所)
1ページ角折れあとあり。

ややレア本です。
素晴らしいブックデザイン。
函の印刷がシルクスクリーンの濃厚な発色で美しいです。
装丁は、粟津潔です。


松岡正剛の『千夜千冊』で紹介されています。

函入り。本表紙はソフトカバーで黒羅紗にホワイトブルー系のシルク刷り。粟津潔の装幀。
版元は竹内書店。この竹内書店は(~略~)潰れてしまった。雑誌『パイディア』でも有名を馳せたが、いまはない。消滅した。名物編集長の安原顕も死んだ。
(略~)彗星のようにあらわれて、いっときの蝉しぐれを残して消えていった版元は、それこそいくらもあるが、せめて書物が残るのがかぐわしく、ついつい当時の本を採り上げたくなる。
(略)
 だから、本書は書店に走ってもどこにも置いてはいない。古本屋ではときどき見かける。
(略)

世にダダ宣言とは呼んでいるが、これは7つの断片的な宣言を後世がまとめたものだ。
 第1宣言にあたる『アンチピリン氏の宣言』は1916年7月14日のチューリッヒ度量衡会館ホールでの世界初の「タダの夕べ」のときの口上をノートにしたもので、「ダダはスリッパもなく比較もない生活だ」がいまさらながら、懐かしい。ぼくは7つの宣言のなかでは一番好きだった。アンチピリンとはアスピリンのことである。
 いまではいったい誰がつくったかわからない“伝説”になってしまったが、「ダダ」という言葉は1916年2月8日午後6時、チューリッヒのカフェ・ド・ラ・テラスでツァラが突然“発見”したことになっている。これはどうもハンス・アルプの説らしい。ツァラはチューリッヒ大学に留学中の20歳の学生だった。このあとツァラはフーゴー・バルとともに、世界史上最も危険ではかない「キャバレー・ヴォルテール」を、ダダの牙城にしていった。
 いわゆる「ダダ宣言」は次の1918年のときのものをいう。(略)『ダダ』3号に掲載された。(略)パリにダダが飛び火したのは、この宣言による。
 「ダダ。この一言こそが諸観念を狩猟に導く」
 「家族の否定をゆるす嫌悪から発したもの、それがダダである」
 「ダダは何も意味しない」

 (以下略)


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商品の情報

カテゴリー:本・雑誌・漫画>>>本>>>人文
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